締結力を感じるエルゴノミクスに基づいた形状のドライバー(Wera Kraftformハンドルについて)
2025/09/11
WeraのKraftformハンドルは
エルゴノミクスに基づいた形状
ということで粘土を握ってみました。
こうやって考えたのかなと(寄せてみようと)思ってやってみたら
意外と凹んでる部分が特徴を表していることに「おおっ」となりました。
力を加えて凹んでいるところはソフト(柔らかく)にして、
凸になっている力が逃げたところはハードにしているんですね。
(Soft zone)
ソフトゾーンはトルク伝達を向上させるために摩擦抵抗が大きい柔らかい素材
(Hard zone)
ハードゾーンは手がハンドルに吸着するのを防ぎハンドルを握りなおすのを容易にしている。
剛柔の考え方が面白いな、と思いますが、
実際に手豆が出来るほどビスを手締めで連続本締めした時がありますが、
粘土を握ってみて、あらためてWeraのドライバーの形状の意味を実感しました。
ビスやねじの締結力をダイレクトに手に受け感じ取れるのです。
-締結力を与えるための回転トルクの難しさ-
人間の手には限界がありますが、ビスのリセスにはもっと限界があります。
電動工具はとても便利ですが、電動工具では気づかないことがハンドツールにはあるのです。
「バッテリー切れ」を手工具で治す
(↓Weraの動画です)
kraftform_kompakt_turbo_british_guard
「もしも世界から電力が消えたら」
ハンドツールはかっこいい